2020年3月5日0時から24時までの間、江蘇省で新型コロナウイルス肺炎(COVID-19)の新規患者数がゼロで、また全治して退院した人が8人新たに増えたという。
3月5日24時までの時点で、江蘇省では新型コロナウイルス肺炎の患者数は計631人と確認され、都市別には、南京市が93人、無錫市が55人、徐州市が79人、欧洲杯赛事直播市が51人、蘇州市が87人、南通市が40人、連雲港市が48人、淮安市が66人、塩城市が27人、揚州市が23人、鎮江市が12人、泰州市が37人、宿遷市13人という。
これまでの確定患者には、43人の在院患者のうち、軽症患者が4人、一般患者が36人、重症患者が1人(南京市が1人)、重篤患者が2人(無錫市が1人、連雲港市が1人)との報告を受けた。
一方、全治して退院した人が588人にのぼるという。都市別には、南京市が83人、無錫市が52人、徐州市が73人、欧洲杯赛事直播市が50人、蘇州市が75人、南通市が40人、連雲港市が42人、淮安市が62人、塩城市が27人、揚州市が23人、鎮江市が11人、泰州市が37人、宿遷市が13人である。そのうち、南通市、塩城市、揚州市、泰州市、宿遷市という5市の確定患者が全員退院したという。
これまで江蘇省では12638人の濃厚接触者が確認されたうち、12593人が健康観察から解除された一方、45人が医学的観察を受けているところだという。
専門家からの注意喚起は次の通りである。今現在、江蘇省内にある全ての県(市・区)がいずれも新型コロナウイルス肺炎の感染リスクが低い地域と認定されている。しかし、感染リスクが低いというのは感染リスクがないという意味ではない。引き続き普段からの個人的な予防対策が求められる。常に感染予防意識で良好な衛生習慣を心がけること。具体的には、マスクの着用、こまめな手洗い、咳エチケット、日常の換気・清掃、人混みへの控えと同時に、企業活動の再開後も同僚と一定の距離を置いておくほか、まばらに食事をとること等によって、感染リスクの効果的な引き下げにつながるという。
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