2020年3月23日0時から24時までの間、江蘇省で新型コロナウイルス肺炎(COVID-19) 海外からの輸入新規患者数が3人で、そのうち、南京市が1人(イギリスから入国)、蘇州市が1人(イギリスから入国)、南通市が1人(アラブ首長国連邦から入国)。3月23日24時までの時点で海外からの輸入症例は累計5人であるという。
症例1、南京市在住、中国籍。3月18日にイギリスのロンドンを出発、19日に上海浦東国際空港に到着。到着後江蘇省政府より南京市隔離専用ホテルまで移動され、集中隔離観察を受けた。20日に症状が現れ、21日に核酸検査で陽性の結果が出て、120救急車で指定医療機関に搬送され、一連の検査を受けた。23日に南京市の確定症例だと診\断された。
症例2、蘇州市在住、イギリス国籍、3月15日にイギリスのロンドンを出発、16日に上海浦東国際空港に到着。予約した車で蘇州市に戻り、当日現地のコミュニティに報告し自宅隔離観察を始め、20日に症状が現れ、22日夜、核酸検査で陽性の結果が出た。23日に蘇州市の確定症例だと診\断された。
症例3、南通市在住、中国籍。3月21日にアラブ首長国連邦のドバイを出発、当日上海虹橋国際空港に到着、家族と友人が自動車2台で空港まで迎え、本人1人で一台の車を運\転して自宅に戻り、途中、南通市の高速道路入り口で検体採取などを受けた。22日に症状が現れ、核酸検査の結果が陽性であり、120救急車で指定医療機関へ搬送され、一連の検査を受けた。23日に南通市の確定症例だと診\断された。
3月23日0時から24時までの間、江蘇省内で新型コロナウイルス肺炎(COVID-19)新規患者数がゼロであるという。3月23日24時までの時点で、江蘇省では新型コロナウイルス肺炎の患者数は計631人だと確認され、完治退院した人が631人であるという。
これまで江蘇省では12731人の濃厚接触者が確認されたうち、12648人が健康観察から解除された一方、83人が医学的観察を受けているところだという。
専門家からの注意喚起は次の通りである。現在、疫病の予防・抑制は新たな段階に入り、海外からの輸入症例を抑制することは最優先事項となり、疫病予防・抑制に対する措置を強化し、各方面での予防・抑制活動をしっかり実行し、日常な生活・生産環境を全面的に回復するように努める。
海外からの輸入症例を抑制するため、3月23日から江蘇省が入国者全員に対して14日間の集中隔離観察を行う。江蘇省への渡航者は自主的に疫病予防と抑制の関連規制を厳守し、健康状況や旅行歴などの関連情報を如実に報告してください。「蘇康コード」などのプラットフォームに登録して健康状況を申告してください。感染状況の厳しい重点国での旅行歴・滞在歴がある入国者は江蘇省人民政府外事弁公室の関連規制を厳守してください。江蘇省への渡航者は発熱・空咳など症状が出た場合、直ちに指定発熱外来医療機関へ受診\してくださる上、自主的に前の2週間内のスケジュールを報告してください。
ご自身は自己保護の第一責任者である。引き続き普段からの個人的な予防対策が求められる。常に感染予防意識で良好な衛生習慣に心がけること。具体的には、マスクの着用、こまめな手洗い、日常の換気、咳エチケット等。全民から積極的に衛生面の活動に取り組み、科学的な感染予防・抑制意識を高め、健康な生活のスタイルを作ろう。
「公衆\科学マスク着用ガイドブック」に記録した個人予防対策や注意事項などに従って、異なる場所や状況により科学的にマスクを着用することは、自己保護にのみならず、他人の健康にも役立つ。
|