2020年4月2日0時から24時までの間、江蘇省で新型コロナウイルス肺炎(COVID-19) 海外からの輸入新規患者数が4人で、そのうち、3人は無症状感染者から確定症例に診\断された。また完治して退院した輸入症例は1人新たに増え、4月2日24時までの時点で海外からの輸入症例は累計20人と報告されており、そのうち19人が入院治療中であるという。
症例1は中国江蘇省戸籍、3月16日にイギリスのロンドンを出発、3月17日に上海浦東国際空港に到着、到着後、淮安市政府により淮安市隔離専用ホテルまで移動され、集中隔離観察を始めた。その疫学行動歴、臨床症状、実験室検査結果と医学画像検査等を総合的に判断した結果、確定症例だと診\断された。
症例2は中国江蘇省戸籍、3月15日にオランダのアムステルダムを出発、広州から入国し、3月16日に南京禄口国際空港に到着、広州での核酸検査の結果が陽性であるため、到着後、120救急車により南京市隔離専用ホテルまで移動され、集中隔離医学的観察を始めた。3月17日に無症状感染者と認定され、その後、医学画像検査で異常が出るため、確定症例だと診\断された。
症例3はフランス国籍、3月18日にフランスのナントを出発、3月19日に上海浦東国際空港に到着、到着後、南京市政府により南京市隔離専用ホテルまで移動され、集中隔離観察を始めた。3月25日に核酸検査で陽性の検査が出て、南京市の指定医療機関に搬送され、医学的観察を受け、無症状感染者と認定された。その後、医学画像検査で異常が出るため、確定症例だと診\断された。
症例4は中国遼寧省戸籍、3月28日にフランスのパリを出発、当日に南京禄口国際空港に到着、到着後、南京市政府により南京市隔離専用ホテルまで移動され、集中隔離観察を始めた。3月29日に核酸検査で陽性の検査が出て、南京市の指定医療機関に搬送され、医学的観察を受け、30日に無症状感染者と認定された。その後、医学画像検査で異常が出るため、確定症例だと診\断された。
4月2日0時から24時までの間、江蘇省内で新型コロナウイルス肺炎(COVID-19)新規患者数がゼロであるという。4月2日24時までの時点で、江蘇省では新型コロナウイルス肺炎の患者数は計631人だと確認され、完治退院した人が631人であるという。
4月2日0時から24時までの間、江蘇省で新型コロナウイルス肺炎(COVID-19)新規無症状感染者数はゼロで、4月2日24時までの時点で、42人の無症状感染者が指定医療機関で医学的観察を受けている。そのうち、26人が海外からの輸入症例であるという。
これまで江蘇省では13411人の濃厚接触者が確認されたうち、12764人が健康観察から解除された一方、647人が医学的観察を受けているところだという。
専門家からの注意喚起は次の通りである。現在、疫病の予防・抑制は新たな段階に入り、海外からの輸入症例を抑制することは最優先事項となり、疫病予防・抑制に対する措置を強化し、各方面での予防・抑制活動をしっかり実行し、日常な生活・生産環境を全面的に回復するように努める。
海外からの輸入症例を抑制するため、3月23日から江蘇省が入国者全員を対象に14日間の集中隔離観察を行う。江蘇省への渡航者は自主的に疫病予防と抑制の関連規制を厳守し、健康状況や旅行歴などの関連情報を如実に報告してください。「蘇康コード」などのプラットフォームに登録して健康状況を申告してください。感染状況の厳しい重点国での旅行歴・滞在歴がある入国者は江蘇省人民政府外事弁公室の関連規制を厳守してください。江蘇省への渡航者は発熱・空咳など症状が出た場合、直ちに指定発熱外来医療機関へ受診\してくださる上、自主的に前の2週間内のスケジュールを報告してください。
ご自身は自己保護の第一責任者である。引き続き普段からの個人的な予防対策が求められる。常に感染予防意識で良好な衛生習慣に心がけること。具体的には、マスクの着用、こまめな手洗い、日常の換気、咳エチケット等。全民から積極的に衛生面の活動に取り組み、科学的な感染予防・抑制意識を高め、健康な生活のスタイルを作ろう。
「公衆\科学マスク着用ガイドブック」に記録した個人予防対策や注意事項などに従って、異なる場所や状況により科学的にマスクを着用することは、自己保護にのみならず、他人の健康にも役立つ。
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