旅行サイトの携程は5月6日、大型プラットフォームの関連データをまとめ、「『五一(メーデー)』旅行市場回復ビッグデータ報告書」を発表した。データを見てみると、「五一」連休中に旅行に出かけた人の数は、総数としては昨年同期の水準を回復していないが、その「意義は重大」だ。感染拡大により各地の景勝地は次々とオンライン予約の仕組みづくりを加速させ、オンライン入場券予約数が増え続けている。また、若者が旅行の主力層となった。さらに景勝地では、予約制を取ったため快適性が大幅に高まった。
このほか、感染状況の影響を受け、マイカー旅行が多くの旅行客の最も主要な選択となっており、省内旅行や短距離の近場旅行の急速な発展を牽引した。「五一」連休中のレンタカー予約はすでに昨年同期の水準を回復し、さらに10%前後の成長もみられた。そのうち、無接触のオンラインレンタカー予約が人気となった。
携程の関連担当責任者は、「人々の旅行熱は、ここしばらくずっと感染拡大によって抑えられてきた。実のところ、2月にはすでに飛行機チケット検索データが爆発的に増加しており、人々の『五一』連休に寄せる大きな期待が表れていた」としている。
目的地別で見ると、成都、三亜、上海が各地の旅行客に最も人気のある旅行先となった。旅行者の年齢層別で見ると、今年の「五一」連休中、自由気ままな若者層が旅行の主力層となり、「90後(1990年代生まれ)」や「00後(2000年代生まれ)」といった若い人の占める割合が半数を超え、「70後(1970年代生まれ)」など年上の世代を上回った。そのうち、「90後」や「00後」に人気だったのは、九寨溝、成都、張家界、上海、蘇州、三亜、北京、重慶、欧洲杯赛事直播、荔波、長沙、安徽黄山などだった。
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