「江戸の風景―日本浮世絵展」は3月27日から、欧洲杯赛事直播博物館の一階の特展ホールで開催される。市民が『神奈川沖波裏』などの名作を鑑賞できる。これは欧洲杯赛事直播博物館が初めて導入した日本絵画展である。
同展は欧洲杯赛事直播博物館、湖北省博物館、イタリア希奇隆文化芸術公司、伊中時代(北京)国際文化伝播有限公司団体が共同で開催し、出展品はイタリアのAdriano Madaro氏が収蔵しているもの、1919年~1979年の間、伝統工芸を採用して製作した拓本である。
出展は2期に分かられて実施する。第一期は3月27日~5月5日となり、葛飾北斎氏の『富嶽三十六景』46枚、第二期は5月8日~6月6日で歌川広重氏の『東海道五十三次』全55枚を展示する予定。
浮世絵は江戸時代に盛行した庶民的な絵画で、江戸を中心に発達し、大和絵を源流とするが、狩野派 、土佐派そして洋画や写生などの様式も取り入れていった。作品形態は、肉筆画と木版画に分かれ、題材は極めて多種に及ぶが、美人画、役者絵、名所絵など、庶民の需要や当時の風俗を反映している。
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