江蘇省は全国で外資系企業が投資する主要の省である。疫病抑制態勢が前向きでよい方向へ向かいつつあり、経済社会発展の回復が加速し、企業活動の再開が推進されているこの要となる時期に、3月2日に中国共産党江蘇省委員会婁勤倹書記と呉政隆省長が中国共産党江蘇省委員会・省政府を代表し、江蘇省における外資系企業に向け共同発信し、外資系企業からこれまで江蘇省に対する信用・厚情、及び感染拡大という特別な時期に予防・抑制事業への理解・支援・協力を感謝するとともに、江蘇省の経済発展の重要な一環としての外資系企業を対象に、企業が直面している障壁に対する個別サービスを展開し、手を携えて共に困難な時期を乗\り越えようと強調しているという。
書簡の中で、次のように綴っている。新型コロナウィルス肺炎感染が発生して以来、習近平総書記が自ら布石し、指揮した上で、中国政府は最も全面的で、最も厳しく、徹底した予防対策を取ってきた。国民一心同体の努力の結果、全国の感染抑制態勢が良い方向に向かいつつあり、江蘇省内の感染抑制に良い気配も引き続き強固になっている。感染抑制中、省内にいる4万人余りの外国人への注意喚起とサービスが強化され、これまで感染した外国人が一人もいないと確認された。事実が判明した通り、中国は一刻も早く感染抑制への最終的な勝利を収める自信と実力がある。江蘇省としても、市民の健康と安全を守るために、充実した物資・技術基盤と医療的治療環境に備えているため、外国人投資者も含むすべての投資者に安全で信頼できる発展環境を提供するという。
ただ今、疫病対応事業が感染予防・抑制と経済社会発展を共に推進するとともに、通常通りの経済社会秩序に戻りつつある段階に入っている。江蘇省の経済発展に重要な役割を果たしている外資系企業の大部分が、企業活動を再開しはじめたという。最近の訪問調査で、地域政府が企業に取り組んだ防護用品の購入、関連産業の整備、人的往来・物流の促進により、投資の自信をさらにつけたという外資系企業が数多くあると聞いている。これは、江蘇省が外資系企業を重視し、心をこめたサービスを提供する縮図である。省内各地の外国籍投資者が同じ考えを抱いていると信じている。無論、まだ不十分な点があるものの、直面している障壁に対し、我々は個別サービスを提供し、困難を乗\り越えようとする。
江蘇省は感染抑制に最も厳しい時期にも、我々は湖北省と武漢市からの観光客を暖かく受け入れ、適切に扱った。なお、感染が多国で発生し、一部の地域ではアウトブレイクの傾向が見せている現状に対し、わが身のように受け止めている。江蘇省は終始外資系企業を地元企業にして取り扱い、また外国籍従業員を地元従業員にして保障サービスを提供している。外国籍者とその家族が江蘇省にいる限り、我々は内国民待遇を維持し、全員一同で必要な予防対策の手配と行き届いた関連サービスを行うため、理解と協力を願う。
人類は運\命共同体である。この運\命共同体というのは、経済的協力・ウィンウィン、文化的交流・補完にあり、重大な疫病災害危機に直面する緊急時の共同対応にもある。この深刻な疫病抑制において、我々は苦労して貴重な経験を得た。企業の本社に予防・抑制に関する要望があれば、経験と実践例を共有し、できる限りの支援に協力する。雨上がりの後にきれいな虹が出る。今回の疫病抑制の危機を共に乗\り越えれば、より良い未来を迎えられると確信する。
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