春節(旧正月、今年は2月10日)に合わせて今月10日から17日までが8連休となった中国。連休最終日の17日、各地はUターンラッシュを迎えた。中国交通運輸部(省)によると、8連休中に地域を跨いで移動した人の数は延べ23億1100万人に達したと推計されている。
移動した人のうち、鉄道を利用した人は延べ9959万人、道路を利用して移動した人の数は延べ21億8400万人と推計されている。道路利用者の内訳は、高速道路や一般国道?省道を有料交通機関以外の小型車で移動した人の数が延べ19億9800万人、有料交通機関利用者の数が延べ1億8600万人になるとみられている。また水路の交通機関利用者は延べ940万人、民用航空利用者は延べ1804万人になると推計されている。
春運(春節期間の帰省?Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)22日目となった今月16日を見ると、中国全土で地域を跨いで移動した人の数は延べ 3億846万人に達し、4日連続で3億人を超えた。2023 年同期比で34.00%増、2019 年同期比で34.06%増だった。
Uターンラッシュを迎え、安全のボーダーラインを固守し、輸送能力を増強し、サービス?措置を細分化し、サービスのクオリティを高めて、安全、かつ円滑で快適なUターンを確保すべく、中国各地の交通機関は様々な対策を講じている。
中国応急管理部(省)の統計によると、17日午後7時の時点で、重大災害事故は発生しておらず、8連休中の中国全土の道路交通状況は全体的に落ち着いており、大きな災害事故の発生件数は前年同期比で75%減となっている。
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