タイのセター?タウィーシン首相は1月2日、中国人を対象にした恒久的な査証(ビザ)免除措置を今年3月1日から実施することを発表した。
昨年9月25日、タイ政府は中国人に対するビザ免除政策をスタートした。同政策は今年2月29日まで約5ヶ月にわたり実施される計画となっている。
セター首相は2日、バンコクの総理府において記者会見を開催した際、「過去数ヶ月間に、中国人を対象に一時的なビザ免除措置をすでに実施した。そして、タイ政府は中国の関係当局と積極的に調整を続け、3月1日から、中国人を対象に恒久的にビザ免除措置を実施することを最終的に決定した」とした。また、セター首相は「この措置は、タイの観光業を盛り上げることが見込まれると同時に、両国の友好関係がさらに深まっていることの表れでもある」と説明した。
|