中国自動車協会が1月31日、2023年には中国の自動車輸出台数が初めて日本を抜いて世界一になったと明らかにした。
中国自動車協会によると、日本自動車工業会が同日に23年の日本の自動車輸出に関するデータを発表し、輸出台数を442万台とした。一方で、中国自動車協会がこのほど発表したデータでは、23年の中国の自動車輸出台数は491万台だった。これは、中国が自動車輸出で初めて日本を抜き、世界一の自動車輸出国になったことを意味する。
中国は輸出台数が初めて日本を抜いて世界一になった後、自動車輸出額も新たな段階に達する可能性がある。
中国電気機械製品輸出入商会自動車分科会の孫暁紅事務局長は、「今年と来年の2年間で、中国の自動車輸出額は日本を抜き、世界の10%を占める規模に達するだろう。中国は自動車製造の実力が向上し、電動化?スマート化では海外ブランドをリードするまでになり、独自ブランド車の海外市場での認知度も軒並み上昇して、海外進出のプロセスを加速させている」と分析した。
現在、中国の自動車産業は重要な発展チャンスを迎えている。一方で、世界経済のグリーン化?低炭素化へのトランスフォーメーションが、世界の新エネルギー自動車市場の持続的で急速な発展を後押しするとみられる。他方で、中国の整ったサプライチェーンシステムが自動車産業の国際競争力向上のための堅実な基礎と支えも提供している。
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