このほど、チベット南東部の標高5,200メートルの高原で、世界最高標高の風力発電プロジェクトである大唐チベット八宿100メガワット保障性系統連系風力発電プロジェクトの1号機のつり上げが成功し、この風力タービンに使用されているギアボックスは、中車戚墅堰機車車両工芸研究所株式有限公司が設計?製造したものである。
八宿風力発電プロジェクトはチベット自治区昌都市八宿県邦達鎮に位置し、総設備容量は100メガワットである。プロジェクト稼動後は、年間2億2,300万キロワット時のクリーンで信頼性の高いグリーンエネルギーを供給し、23万人の年間電力消費量を賄うことができ、省エネと排出削減に大きな効果があると期待されている。
風力タービンに使用されるギアボックスは、同会社によって設計された高高度環境用の風力タービンギアボックスであり、高トルク密度、強力な適応性、高効率で安定的などを特徴としている。
近年では、同会社は改革と技術革新に取り組み、高速レールギアボックスに次ぐ「第二の名刺」と呼ばれる風力発電設備に力を入れたことにより、製品は全国127の風力発電所で使用されるようになり、グローバル累積設置容量は3,000台を超え、製品の最長寿命は12年以上を超え、今でも良好な動作状態を維持している。
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